人は幸福であるとき、わざわざ幸せだと宣言したりはしないものである。
※読書記録3冊目 (2015/10/21-10/23)
タイトルは今回の本の一節から。
読書記録が溜まりに溜まっているので、消化します。
以前、角田光代さんのエッセイ集「今日もごちそうさまでした」を読んでとても美味しかったので、読書記録3冊目は本屋さんで即買いした角田光代さんの「彼女のこんだて帖」です。
予想通り、非常に美味しかったです。
全部で15回のごはんがあるのですが、特に1回目の「泣きたい夜はラム」が最高でした。私、読み出すと止まらなくていつもどんどん読んでしまうけれど、ラム読んだあとはもっと余韻を味わいたくて、まだ時間はあったけど一旦読むのをやめて噛み締めてました。
それぞれ主人公は違うけれど、繋がっていて、人と人が関わることによって互いに変わっていくのがどこか不思議であり、なんだかもどかしいような感じ、でも人生ってこんなもんなのかな、人が変わるきっかけなんてこんなちっちゃいことなんかな、と思ったらちょっと心が軽くなった気がしました。
巻末にお話に出てくる料理すべてのレシピが載っているので、すんごくよだれ出ます。夜帰宅中に読んでたときは飯テロすぎてやばかったです。
私もちょっと料理がんばろう。美味しいアマトリチャーナつくろう。
あ~ほんとに美味しかった~
ごちそうさまでした。
(読書記録の書き方、完全に迷走してます…こんな軽い感想でいいのかな…)