どうか、ただ前だけを。

人生是一方通行。

読書記録まとめ<2015/10>

読書記録をやってたけど、3冊までやったところで書き方に迷走してストップしてました。未だに丁寧語使えばいいのかもわからなくて記事毎でバラバラな状態です…。

でも元々記録できればいいんだし、一冊ずつ丁寧に書くのは時間的にも能力的にも無理だから、もう適当でいいや!と思ってきた(やけくそ)ので、週一くらいでまとめて記録することにします。

とりあえず先月分!(すでに書いたものの感想はリンクで省略します)

 

<2015/10/11-10/15>

1.和菓子のアンソロジー / 坂木司リクエスト!

「和菓子」が人の想いを繋ぐ。 - どうか、ただ前だけを。

ちなみにこのリンクが初めてのエントリー。

 

<2015/10/18-10/19>

2.伝える力 / 池上彰

何より余りに僕が変われないでいたこと それに慣れてた自分が嫌だったんだ - どうか、ただ前だけを。

このリンク、もはや感想文じゃなくて重ーーーくて長ーーーい身の上話なので、リンクを踏む場合はお気をつけて…

 

<2015/10/21-10/23>

3.彼女のこんだて帖 / 角田光代

人は幸福であるとき、わざわざ幸せだと宣言したりはしないものである。 - どうか、ただ前だけを。

毎回やたらと長いタイトルつけてんな、自分。そりゃめんどくさいわ。

 

<2015/10/24-10/26>

4.虚像の道化師 / 東野圭吾

ここから怒涛の東野圭吾祭りです。そうです、東野圭吾大好きです。高校生の頃からちびちびと読んでます。とはいっても未だに「白夜光」や「容疑者xの献身」までのガリレオシリーズは読んでなかったりします。(近いうちに読みます。)

実は私ガリレオシリーズがなんとなく苦手で、敬遠してました。①福山雅治のイメージが強烈で小説の世界に入り込めない、②湯川さんが他人の心情なんてお構いなしのような印象を受ける、③実写版を含めて内海薫があまり好きになれなかった、この3つが主な理由だと思います。(②は「真夏の方程式」で大分払拭されましたが…)

でも、この作品で湯川さんの人間らしさが掴めてほっとしました。他の点もあまり気にせず、私の中のガリレオとして楽しんで読めました。よかった。

最後まで読んで、改めてタイトルを見ると「虚像の道化師」。あぁ、これは「幻惑す」だけでなく、犯人たちみんなのことなんだ、と虚しいような悲しいような気持ちになりました。「虚像の道化師」は決して特殊な存在ではなく、いつも私たちと背中合わせなのでしょう。

 

<2015/10/27-10/28>

5.ナミヤ雑貨店の奇蹟 / 東野圭吾

この作品、本当に大好きで読むのは2回目です。ファンタジーっぽいのは正直苦手なのですが、やはり東野圭吾、吸い込まれるように読んでしまいました。最後はボロ泣きでした。

人と人の繋がりって面と向かったものだけではないし、同じ言葉でも受け取り方は人それぞれ違うし、今この一瞬は二度と戻ってこない。とてもあったかくて、ぽんと背中を押してくれるようなお話でした。いつかこれも映像化されるんだろうなぁ。

 

<2015/10/29-10/31>

6.手紙 / 東野圭吾

これ、全然他人事じゃなくて、自分がいつ犯罪者・加害者家族・被害者家族・それを取り巻く人、どの立場になるかわからないですよね…。結局今になっても正解がわからないです。正解なんてきっとないんだけれど。

できることなら誰もが目を背けたいことだし、関わりたくないというのが本心だけれど、いざその状況になるとそういうわけにはいかないですよね。うーん、結局のところどの立場でも覚悟が必要だと思うんですけど、覚悟っていうたったの二文字なのに実際そんな簡単じゃないんですよね。覚悟の形も大きさもわからないんだから。少なくとも私はバリアだけは張らないようにしておきたいです。言葉では簡単でも、実際はそれすらも難しいことなのかもしれないです。

 

終わったーーーーーーーー!

やっぱりブログの書き方わからないです!これからもいろんな方のブログ読みながら勉強していきます!ここまで読んでくださった方、ありがとうございました!!

 

2015年10月 計6冊(2095ページ)